入院の準備
入院の準備
陣痛はいつ開始するかわからないので、お産に向けて32週頃までには準備を始め、35週までには揃えておきましょう。また、病院への連絡や交通手段、家族への連絡、上の子の預け先や子守の調整なども行いましょう。
①日用品
・食事用品(おはし、コップ)
・下着(授乳用ブラジャー、生理用ショーツ)
・洗面用具(シャンプー、リンス、石けん、洗顔フォーム、歯ブラシ、歯磨き粉など)
・汚れ物入れ(ビニール類)
・タライ(出産後の温座浴用のためおしりが入るくらいの大きさ)
・タオル
・退院時の洋服、化粧品、アクセサリー
②書類
・親子健康手帳
・保険証
・診察券
・印鑑
・入院申込用紙
・胎盤持ち帰り確認書類
・新生児聴覚申し込み用紙
※出産一時金・手当金の書類は入院中に提出など。
③退院時に必要な物
・退院時の赤ちゃんの洋服
・おくるみ、ガーゼハンカチ
④その他
・手足のマニキュアやジェルネイルは落としておくこと。緊急時のモニター装着の弊害の可能性があるため。
・妊娠後半になり、体重増加やむくみがあると指輪が外せないことがあるのではやめにはずして保管しておきましょう。
入院のタイミング
※お産が近いことを知らせるサイン
・胃のあたりがすっきりし、食欲がでる
・赤ちゃんが下がった感じがする
・尿回数が増え、1回の量が減る
・おりものが増え、おしるしがある
・お腹が時々硬くなって、軽い痛みを感じる
・陣痛かな?と思う痛みがきたが、短発で続かない(前駆陣痛)
※すぐにお産が始まるわけではありませんがいつでも入院できるように準備しておきましょう。
病院へ連絡のタイミング
・陣痛がはじまった
初産婦さん(10分おきに陣痛がが始まり、陣痛の間隔が短くなってきたとき)
経産婦さん(10~15おきになったとき。特に、前回お産が早かった人は早めに病院へ連絡して診察を受けましょう)
・帝王切開予定の場合
帝王切開予定の前に、陣痛や破水があった場合は緊急の帝王切開になります。陣痛や破水があった時点で、水分・食事はとらずに病棟へ連絡後、受診すること。
※お産が急激に進んで、身動きがとれない時は救急車(119)を呼ぶこと。
次の場合は早めに受診しましょう!!
・破水感(尿漏れ?迷った場合は連絡をする)
・性器出血が多いとき(生理2日目以上)や血のかたまりがでる
・胎動がない、少ない
・目がチカチカ・頭痛がある
・激しい腹痛やお腹が張りっぱなしに感じる
・よく分からないけど、いつもと違う症状がある
おわりに
妊婦中は喜びも苦しみも、夫婦で分かち合い、理解し合うための時間です。
夫婦で妊娠期間をどう過ごしたかで出産・育児が変わると心得ましょう。
大変なことも多いですがマタニティライフを楽しみましょう。