注意
注意が必要な食品
肉は調理する際は、中心部までは加熱し生肉を扱う時はできれば手袋を使用しましょう。生肉が接触した調理具はよく洗いましょう。
生野菜や果物は皮をむいてよく洗って食べましょう。
猫を飼っている妊婦さんはなるべく猫を野外に出さずに、エサはドライフードか缶詰にしましょう。猫の糞の処理は他の家族に依頼し、難しい場合は手袋を使用し毎日トイレを掃除しましょう。
ガーデニング(土いじり)をされる場合は手袋を着用し、よく手洗いをしましょう。
火を通していない肉(生ハムなど)にはトキソプラズマが含まれていることがあり、母親が妊娠中に初感染することで、胎盤を通じて胎児に感染する可能性があります。妊娠中は、生肉や生ハムなどの非加熱肉の摂取は控えましょう。
《胎児への影響》水頭症、視力・聴力障害、精神・運動機能障害など。
注意が必要なお魚
キダイ、マカジキ、ユメカサゴ、ミナミマグロ(インドマグロ)、ヨシキリザメ、イシイルカ、クロムツ、キンメダイ、ツチクジラ、メカジキ、本マグロ、メバチ(メバチマグロ)、エッチュウバイガイ、マッコウクジラ、コビレゴンドウ、バンドウイルカ
妊娠中の食事のポイント
「バランスのとれた食生活」をなどと言われても人の食の好みは様々。助産師や栄養士から細かい食事指導を受けても実行することは簡単ではありません。好みの食品だけ偏って食べないようにする自制心や3度の食事えおきちんと摂る食習慣に変える努力が必要です。
1日3度の食事は忘れずに
食事を抜いたり、どか食いしたりすると赤ちゃんに与える糖分が急に減ったり増えたりして発育のバランスが悪くなります。
味付けは薄味を意識して
無理な減塩は必要ありませんが、薄味の調理を心がけるのは大切。醤油をたくさん使う煮物は塩分の過剰摂取につながるので注意。
減塩醤油や無塩醤油などを活用しましょう。
植物性油脂でコレステロール値を抑える
但し、植物性油脂でも酸化するとトランス脂肪酸に変性し胃腸や肝臓に負担がかかるので1回ごとの使い切りが良い。
トランス脂肪酸に注意
スナック菓子やファーストフードに多く含まれ、肥満の原因やビタミンなどの栄養素を破壊します。摂りすぎには注意しましょう。
水を積極的に飲む
妊娠中は羊水の産生や体内の必要水分量が増えます。1日1~2Lを目安に水分を摂りましょう。ただし、ジュースの飲み過ぎは糖分の過剰摂取につながるので注意。
カロリー計算より週1回の体重測定
妊娠中期で1週間に500ℊ以内の体重増加を目標に。
おわりに
色々書いてはいますが、うちのママはそれどころではありませんでした。食べれるもの、飲めるものを口にするだけでも全然良いと思います。
いろいろ大変なことも多いですがマタニティライフを楽しみましょう。。
栄養素とは何か?
妊娠中に注目すべき栄養素
ビタミンA
普通の食生活をしている限り摂りすぎはありませんが、妊娠中の摂りすぎは赤ちゃんの発育異常をきたすことがあります。サプリメントの過剰摂取は控えましょう。
《ビタミンAを多く含む食品》抹茶、レバーペースト、バター、マーガリン、チーズ、緑黄色野菜、鰻
妊娠初期に葉酸を十分摂取することで、赤ちゃんの神経管閉鎖不全のリスクを軽減できます。1日400ugの葉酸を妊娠前から摂取するには、葉酸入りのビタミン剤または葉酸添加食品を摂取するのが効果的です。
鉄分
鉄分は、胎児や胎盤を発育させるために重要な栄養素となります。しかし近年、日本人の成人女性は鉄分の摂取量が低いといわれており、妊娠中に妊娠性貧血の診断を受ける妊婦も少なくありません。妊娠中・産後と、赤ちゃんを元気に育てていくために、鉄分を多く摂れるように心がけましょう。またビタミンCを多く含む食材を一緒に摂ると、鉄分の吸収率を上昇させることができます。組み合わせて、食事に取り入れていきましょう。
《鉄分を多く含む食材》
・ほうれん草・ブロッコリー・ごま・レバー・卵・切干し大根
《鉄分の吸収をよくする食材》
・動物性タンパク質・ビタミンC・クエン酸などの果実酸
カルシウム
カルシウムは赤ちゃんの成長に欠かせない栄養素の1つであり、妊娠中は胎盤を介してお母さんから赤ちゃんへ渡ります。また産後の授乳の際にも、母胎由来のカルシウムが含まれます。このように、カルシウムは妊娠出産において需要が高まるため、意識的に摂取していくと良いでしょう。
おわりに
妊娠中は色々と大変なこともありましたが、数か月後に始まった赤ちゃんのお世話は思った以上に楽しいです。赤ちゃんを抱っこしたときのなんともいえない心地よさ。
完全に我が子のとりこです。親バカですね。
体重管理
妊娠中の食事と体重管理
妊娠経過において体重は妊婦さんとお腹の中の赤ちゃんに様々な影響を与えます。増えすぎてしまうと、妊娠糖尿病などの合併症を引き起こしやすく、赤ちゃんが巨大児となる可能性も高まります。お産も難産となる傾向があります。また、瘦せすぎ・必要な体重増加がないと、赤ちゃんが低栄養にさらされ発育に重大な影響を与える可能性が高まります。妊娠前の体型を知り、自分にあった体重管理が必要です。
うちのママは妊娠前と妊娠全期間の体重が変わりませんでした。医師からは大丈夫だから心配しないでと言われてましたが自分としてはかなり心配でした。
BMI➡体重と身長の関係から導き出す人間の肥満度を表す体格指数のこと。
妊娠前のBMIを計算してみよう
BMI=妊娠前の体重=(kg)÷身長(m)÷身長(m)
例➡身長160cm、体重50kgの人のBMIは
50(kg)÷1.6(m)÷1.6(m)=19.5
低体重(やせ)BMI18.5未満➡妊娠全期間を通しての推奨体重増加量9~12kg
ふつうBMI18.5以上25.0未満➡妊娠全期間を通しての推奨体重増加量9~12kg
肥満BMI25以上➡おおよそ5㎏を目安
肥満を招きやすい生活習慣
・朝食の欠食・1回の食事量が多い・間食が多い・濃い味付け・夕食の量が多い・夜食の取りすぎ・ながら食い・早食い・よく噛まない・ストレスによる過食・清涼飲料水の飲みすぎなど。
※病院の看護師さんから頂いた資料に色々大切なことが書かれてましたのでぜひ参考にされてください。
食べ物
妊娠中の食事と体重管理
妊娠経過において体重は妊婦さんとお腹の中の赤ちゃんに様々な影響を与えます。増えすぎてしまうと、妊娠糖尿病などの合併症を引き起こしやすく、赤ちゃんが巨大児となる可能性も高まります。お産も難産となる傾向があります。また、瘦せすぎ・必要な体重増加がないと、赤ちゃんが低栄養にさらされ発育に重大な影響を与える可能性が高まります。妊娠前の体型を知り、自分にあった体重管理が必要です。
うちのママは妊娠前と妊娠全期間の体重が変わりませんでした。医師からは大丈夫だから心配しないでと言われてましたが自分としてはかなり心配でした。
BMI➡体重と身長の関係から導き出す人間の肥満度を表す体格指数のこと。
妊娠前のBMIを計算してみよう
BMI=妊娠前の体重=(kg)÷身長(m)÷身長(m)
例➡身長160cm、体重50kgの人のBMIは
50(kg)÷1.6(m)÷1.6(m)=19.5
体格区分 妊娠全期間を通しての 妊娠中期以降の1週間
推奨体重増加量 あたりの推奨体重増加量
低体重(やせ)
BMI18.5未満 9~12kg 0.3~0.5kg/週
ふつう
BMI18.5以上25.0未満 7~12kg 0.3~0.5kg/週
肥満
BMI25以上 おおよそ5㎏を目安 個別対応
肥満を招きやすい生活習慣
・朝食の欠食 ・1回の食事量が多い ・間食が多い ・濃い味付け
・夕食の量が多い ・夜食の取りすぎ
安静・入院
改善されないと入院になる可能性が
おなかの張りや痛み、出産、子宮頸管の長さが短くなるなど、切迫流産・切迫早産の兆候がみられる場合、安静を指示されます。医師の判断にもよりますが、通常は3cm以上なくてはならない子宮頸管の長さが2.5cm以下の場合は入院安静となる場合があります。うちの場合、ママと一緒に行った診察で子宮頚管の長さが2cmだったためすぐ入院安静となりました。あと不規則なおなかの張りもあり複数の症状が重なっているのも自分としては心配だったため何かあった場合、すぐ医師に診てもらえることから入院で良かったなと思います。ママのため赤ちゃんのためにも。
入院したら
入院安静となった場合には、子宮の収縮を抑える薬を点滴、トイレ以外は基本ベットの上で横になって過ごします。自分のママの場合は禁止ではなかったのですが、症状がひどい場合はシャワーや洗面も禁止・制限されます。
症状が治まれば退院できることもありますが、おなかの赤ちゃんがいつ生まれてもいい状態まで成長する36週ごろまで入院安静が続くこともあります。
うちのママの場合は出産するまで長い期間でしたがずっと入院していました。
おわりに
妊娠中は喜びも苦しみも、夫婦で分かち合い、理解し合うための時間です。
夫婦で妊娠期間をどう過ごしたかで出産・育児が変わると心得ましょう。
大変なことも多いですがマタニティライフを楽しみましょう。
パパの心得
①ママの妊娠を報告する
ママの妊娠中、パパは仕事を効率よく片付け、できるだけ早く家に帰る。なるべく残業はしない。職場の上司や同僚にママの妊娠を報告しましょう。
(自分の場合は全員には報告はしませんでした)したほうが良かったのかな?
いつでもママからの連絡は取れるようにスマホは見える位置へ。
帰宅が遅くなる場合は必ず連絡をしましょう。
自分の場合は、職場から自宅が近かったこともあり昼休みに帰宅してました。
②自分も一緒に我慢している姿をみせる
日常生活の中で妊娠前と同じようにできないことが増えます。
ママが自分だけが我慢をしているとストレスをためないためにもパパも何かしらの我慢を。自分の場合は、飲み会への参加、自宅での飲酒、休日の外出などを止めました。
③ママの話をよく聞く
妊娠中は漠然とした不安から、ママはナーバスになります。
静かにママの話を聞いてあげましょう。話の途中でママを説教したり、見当はずれなコメントは不要です。じっくりママの話を聞いてあげましょう。
パパは大きな広い心でママを支えてあげてください。
④ママをサポートする
ママの日常をよく見て自分だったら何をされたらうれしいか?と、相手が何をしてほしいかを考え、ママを適切にサポートすることが大切です。
⑤ママとほかの妊婦を比較しない
つわりも体の不調も人それぞれです。体の変化にも個人差があります。
パパは思いやりの気持ちを大切に。
おわりに
妊娠中は喜びも苦しみも、夫婦で分かち合い理解しあうための時間です。
夫婦で妊娠期間をどう過ごしたかで出産・育児が変わると心得ましょう。
大変なことも多いですがマタニティライフを楽しみましょう。
妊娠すると眠れなくなる?どうして?
①おなかが体を圧迫
おなかが大きくなるにつれ、寝やすい姿勢がとりづらくなる、またはとれなくなります。寝返りもうまくできなるなるため寝苦しく、熟睡しにくくなります。
②基礎体温が上がるため
妊娠を継続するために基礎体温が下がることなく通常よりも高めの体温を維持するようになるため。妊娠をきっかけに、寝苦しい・寝付きにくいという症状を抱える人がいます。
③ホルモンバランスが変わって体温が上がり眠りが浅くなる
妊娠後期になると眠気を抑えるエストロゲンの分泌が増え、より眠れなくなる。
④運動量の減少
運動量が減れば体の疲れも少なくなり、夜眠れなくなる場合があります。
⑤体調の変化・緊張
子宮の増大・収縮や胎動、頻尿、腰痛など。
胎児は寝て起きての繰り返し、子宮が大きくなると膀胱が圧迫され尿がためられないため頻尿になります。
※体の変化を受け入れて自分にあった快眠法を見つけましょう。
パパの協力も必要です。しっかりママを支えてあげてください。
おなかの赤ちゃんのため、ママのため、ぐっすり眠って心と体の疲れをとることは大切なことです。